Revizto SiteでのRevizto AR フォローする
Revizto AR(拡張現実)は、モバイルデバイスのカメラを通して映る実世界の現場上にデジタルモデルをオーバーレイ表示できる強力なツールです。 ARは、壁内の表示、基礎や地下の表示、MEPシステムの特定など、さまざまな目的に使用できます。
オペレーティング システムとハードウェアの要件
ARに対応するAndroidおよびAppleデバイスは、Revizto SiteアプリでRevizto ARを実行できます。 Revizto ARのパフォーマンスはデバイスの処理速度に依存します。 モデルファイルをダウンロードするための十分な空き容量も必要です。 より正確な校正のため、LiDAR(Light Detection and Ranging)センサーを搭載したデバイスモデルを推奨します。
お使いのデバイスのオペレーティング システム固有の要件については、以下のセクションを参照してください。
Androidの要件
AndroidデバイスはAndroid OS 7.0以降を搭載し、Google ARCoreに対応している必要があります。 最近のAndroidデバイスの大半はRevizto ARを実行できます。
一部のHuaweiデバイスはGoogle ARCoreに対応していないため、Revizto ARを実行できません。
Appleの要件
iOS 11以降またはiPadOS 11以降を搭載するAppleデバイスは、Revizto ARを実行できます。より良い校正のため、LiDARを搭載したiPad ProおよびiPhone Proが推奨されます。
Revizto ARの使用
Revizto Siteモバイル アプリの機能であるARを使用すると、ユーザーは実世界での場所に合わせて校正を行った後でモデル内を実際に移動できます。
ARの精度はモデルの精度と位置合わせによって変化するため、Revizto ARは視覚的な補助としての利用が最適です。 ARは高精度または高感度な検査を目的としていないため、標準的な手法と併用して寸法を検証するのが最適です。
ARを開く
ARを開く前に、Revizto Siteにサインインして該当プロジェクトを開いている必要があります。 プロジェクトがデバイスで開かれているかキャッシュされていれば、インターネット接続がないエリアでもARをオフラインで使用できます。 ARはどこでも使用できますが、最良の結果を得るには実世界での場所に合わせてモデルを表示する必要があります。
ARを開くには、以下の手順に従います。
- Revizto Siteで、[3D]アイコンをタップしてモデルを開きます。
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現場での実際の位置に合わせてモデル内を移動します。
QRコード、イシュー、またはビューポイントを使用すると、実際の場所をモデルにすばやく合わせられます。
- [AR]ボタンをタップします。
- いずれかの校正オプションをタップし、画面の指示に従ってARモデルを実世界での場所に合わせて校正します。
ARの校正
別の部屋に移動する場合や、モデルが実世界での場所からずれたことに気付いた場合は、精度向上のためにARモデルを再び校正できます。 ARモード中に、[校正]をタップして校正画面を開き、校正タイプを選択します。
ARの校正に関するベスト プラクティス:
- 十分な照明を確保し、ARを使用する部屋の中で校正を実行してください。 別の部屋に移動する際は、精度を維持するためにARを再び校正してください。
- [角で校正]を使用する場合は、3フィート x 3フィート(1 m x 1 m)の表面を利用すると最も高い校正精度を得られます。 壁、天井、床、枠組みなどの表面から成る角を利用して校正できます。
- 未完成の部屋では、石膏ボードや天井タイルを表面として設置し、校正用の角を一時的に作ることができます。
角で校正
3つの表面が交わる内角または外角が必要です。通常は床や天井を使用しますが、任意の3つの表面を利用できます。 3つの表面をスキャンした後、モデル内で対応する3つの表面を選択して校正を完了します。 これは、最も精度の高い校正方法です。
床で校正
モデルの床を選択した実世界の床に合わせた後、自動的に開いた[調整]ツールでより正確な位置合わせを行います。
校正なしで開く
モデルの位置を実世界のビューに自動的に合わせずに[調整]ツールを開き、手動で位置合わせを行います。 この校正モードは、モデルをすばやく表示したり、現場以外の場所でARを使ってモデル内を移動したりする際に有用です。
モデルの位置の調整
[調整]ツールを使用すると、モデルを水平方向に移動したり、モデルの高さを調整したり、自分の位置を中心にモデルを回転させたりできます。 このツールは、モデル ドリフトが発生してモデル位置の微調整が必要になった場合に便利です。
スペース内を移動すると、より正確に調整できる場合があります。
ARツールの使用
Revizto ARにはさまざまなオプションと機能があり、Revizto Siteの標準的なワークフローと併用できます。
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ホーム ビューポイント |
プロジェクトのホーム ビューポイント用に設定されたホーム外観プロファイルを適用します。 モデル内での位置はARの校正に合わせて調整されるため、ホーム ビューポイントはARには適用されません。 |
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断面を有効化/無効化 |
断面を表示または非表示にします。 このツールは断面がある場合に表示され、オブジェクトを選択して |
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調整 |
実世界のビューに合わせてモデルの位置を微調整し、回転、高さ、水平座標などを調整できます。 |
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校正 |
モデルを再び校正します。 別の部屋に移動する場合や、モデル ドリフト(モデルのxyz座標や回転が実世界の空間と一致しない状態)に気付いた場合は、再び校正することを推奨します。 |
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すべて表示 |
ビューをリセットしてすべてのオブジェクトを表示します。 このツールはオブジェクトが非表示になっている場合にのみ使用できます。 |
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計測 |
デスクトップ版のReviztoと同じ機能を備える計測ツールを開きます。 計測ツールはReviztoプロジェクトでモデリングされた要素を測定するものであり、実世界でのジオメトリを測定するものではありません。 |
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新規イシュー |
モデル内を移動しているときに、イシュー トラッカーにイシューを追加できます。 使用するワークフローはデスクトップ版のReviztoと同じで、モデル透過度の設定によってモデルを実世界での場所にオーバーレイできます。 |
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スタンプ |
モデルとイシュー トラッカーにスタンプを追加します。 使用するワークフローはデスクトップ版のReviztoと同じで、スタンプ テンプレートの設定が必要です。 |
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イシュー ピンを表示/非表示 |
モデル内のすべてのイシュー ピンを表示または非表示にします。 デスクトップ版のReviztoと同じワークフローにより、イシュー トラッカー内のイシューをフィルターできます。 |
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通芯 |
通芯を表示または非表示にできます。 このツールは、ロードされたモデルで通芯が設定されている場合にのみ使用できます。 |
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懐中電灯 |
iOSでのみ利用可能です。デバイスの懐中電灯のオンとオフを切り替えます。 |
| モデルの透過度 |
画面下部のスライダーを使用して、左端(透明)から右端(不透明)までの範囲でモデルの透過度を設定します。 ARで報告されたイシューのマークアップ画像では、現在のモデル透過度の設定が使用されます。 |
ARに関するベスト プラクティス
ARプリセットを設定して、必要なモデルだけをロードします。 モデル数を減らすとパフォーマンスが向上し、必要なダウンロード サイズが小さくなります。 ARにインターネット接続は必須でなく、プロジェクトを事前にロードしてキャッシュすれば、ARをオフラインで使用できます。
ARの外観テンプレートを次のように設定します。
- プロジェクトの条件に合った外観テンプレートを作成します。 これにより、モデルの出所を特定したり、作業フェーズを示したり、迅速に識別できるようにモデル属性を視覚的に表現したりできます。
- 特定の工種に関連するシステムやインフラのみをハイライトする工種別の外観を作成します。
- 不要な視覚情報を減らしてMEPシステムを見やすくするため、天井/機器の離隔を非表示にします。
- パフォーマンス向上のため、透過オブジェクトを最小限に抑えます。 描画に必要な処理能力が少ないソリッドテクスチャを、AR向けの外観テンプレートで使用できます。
ARで使用するエリア用のビューを次のように設定します。
- Reviztoデスクトップで、部屋やエリア用の断面ボックスを作成します。 これにより、ARで表示されて処理されるオブジェクト数が減り、パフォーマンスが向上します。
- 確認する部屋のビューポイントを作成します。これにより、Revizto Siteでその部屋にすばやく移動してARの校正を開始できます。
[アクション]メニューを開いて[モデルのロード/ロード解除]または[外観テンプレート]をタップすることで、モデルのロード/ロード解除や外観テンプレートの適用を行えます。 また、[ヘルプ]ページでARツールと機能の概要を確認できます。