モデルをIFCファイルにエクスポートする フォローする
ReviztoモデルはIFCファイルにエクスポートできます。 その後、そのファイルを他のReviztoプロジェクトやオーサリング ツールにインポートできます。
制限事項
IFCファイルへのReviztoモデルのエクスポートには、以下の制限があります。
- エクスポート機能はMicrosoft Windowsでのみ利用できます。
- 点群をReviztoからIFCファイルにエクスポートした場合、Reviztoに再インポートすることはできません。
- IFCタイプの自動割り当ては、モデルのプロパティの言語が英語である場合にのみ利用できます。
- 結果IFCファイルを別のReviztoプロジェクトで使用する場合は、そのプロジェクトに直接インポートしてください。 IFCファイルをオーサリング ツールにインポートしてからReviztoに取り込むと、データの不整合が生じる可能性があります。
エクスポートオプションの設定
「Revizto 5 Settings of Export to IFC」ユーティリティを使用して、モデルをIFCファイルにエクスポートするための設定を構成できます。
このユーティリティはReviztoバージョン5.10以降で利用できます。
エクスポートオプションを設定するには、以下の手順に従います。
- 「Revizto 5 Settings of Export to IFC」アプリケーションを開きます。 Windowsのスタートメニューから検索しなければならない場合があります。
-
目的のエクスポートオプションの横にあるチェックボックスをオンにします。
オプション 説明 点群モデルをエクスポート 点群モデルをエクスポートします。
結合モデルには点群をエクスポートしないことを推奨します。
エクスポート時に、宛先モデルのタイプ(通常または結合)を選択できます。
並列スレッドで実行 各モデルを別個のスレッドでエクスポートします。 エクスポートが高速になりますが、より多くのRAMが必要です。
このオプションは結合モデルへのエクスポートには適用されません。
エクスポート時に、宛先モデルのタイプ(通常または結合)を選択できます。
元のGUIDをエクスポート ReviztoオブジェクトのGUIDをIFC GUIDにエクスポートします。 各オブジェクトのGUIDは以下のプロパティで検索されます。
- Revizto / Ifc Guid
- Item / GUID
- IFC / GLOBALID
最初に見つかったGUIDがIFC GUIDにエクスポートされます。
このチェックボックスをオフにすると、ランダムなIFC GUIDが生成されます。
オブジェクト階層を保存 モデル階層全体をエクスポートします。
このチェックボックスをオフにすると、ジオメトリと合成オブジェクトのみがエクスポートされます。 これは、Reviztoバージョン5.9以前におけるIFCへのエクスポートと同様です。
高さをRefElevationへエクスポート Reviztoオブジェクトの高さを、IfcSiteオブジェクトのRefElevationプロパティにエクスポートします。 このオプションを使用するのは、結果ファイルを表示するオーサリング ツールで、RefElevationへの入力が必須である場合です。
このチェックボックスをオフにすると、RefElevationプロパティは空白になります。
高さをLocalPlacementへエクスポート Reviztoオブジェクトの高さを、IfcSiteオブジェクトのLocalPlacementプロパティのZ値にエクスポートします。
このチェックボックスをオフにすると、LocalPlacementプロパティのZ値は空白になります。
このオプションを使用するのは、[高さをRefElevationへエクスポート]チェックボックスをオンにしてエクスポートしたファイルをRevitで表示する場合です。
IfcSiteとIfcBuildingのローカル配置を入れ替える
IfcSiteとIfcBuildingのローカル配置座標を入れ替えます。
結果IFCファイルをRevit 2022以前に正しくインポートするために必要です。
オブジェクト タイプを割り当て 可能な場合に、(Reviztoモデルのプロパティに基づいて)IFCオブジェクト タイプを割り当てます。
このチェックボックスをオフにすると、すべてのオブジェクトはデフォルトのタイプ(リーフ オブジェクトはIfcBuildingElementProxy、ブランチ オブジェクトはIfcBuildingElementPart)になります。
- [OK]をクリックします。
IFCタイプの割り当てルールの上書き
エクスポート設定には、IFCオブジェクト タイプを自動で割り当てるオプションが含まれています。
その際は、Reviztoモデルのプロパティに基づいてIFCオブジェクト タイプが割り当てられます。 結果IFCタイプが正しくない場合は、設定ファイルでタイプの割り当てルールを上書きできます。
設定ファイルの例
IFCタイプの割り当てルールを上書きする設定ファイルの例を以下に示します。 ファイルの構文は、「設定ファイルの構文」を参照してください。
{
"AssignTypes": true,
"TypeMappings": [
{
"IfcType": "IfcRoof",
"Conditions": [
{
"Property": "Revit-Typ > Familienname",
"Value": "Basisdach"
}
]
},
{
"IfcType": "IfcCovering",
"Conditions": [
{
"Property": "Other > Type",
"Value": "Concrete Deck - Tapered Insulation",
},
{
"Property": "ElementId > Value",
"Value": "140056",
"Negate": true
}
]
}
]
}設定ファイルの構文
IFCタイプの割り当てルールを上書きする設定ファイルは、プレーンテキストファイルです。
関連項目:
一番上のレベルのパラメーター
このファイルの一番上のレベルのパラメーターは次のとおりです。
| パラメーター | 説明 |
| AssignTypes | IFCタイプの割り当てを上書きする場合は、このパラメーターをtrueに設定します。 |
| TypeMappings | このセクションには、IFCタイプの割り当てを上書きするためのルールが含まれます。 |
ルールのパラメーター
タイプの割り当てルールには、IFCタイプと1つ以上の条件が含まれます。 条件の1つ以上を満たした場合に、そのIFCタイプがオブジェクトに割り当てられます。
| パラメーター | 説明 |
| IfcType | 指定した条件を満たした場合に適用されるIFCタイプ。 |
| Conditions | このセクションには、1つ以上の条件が含まれます。 |
条件のパラメーター
各条件は、特定のプロパティ値が指定された値と等しいかどうかを判定します。
| パラメーター | 説明 |
| Property |
Reviztoモデルのプロパティ。次のいずれかの形式で指定します。
|
| Value | プロパティ値。 |
| Negate |
使用可能な値:
このパラメーターを省略した場合は、falseに設定した場合と同じになります。 |
パラメーターのスキップ
パラメーター名の前にハイフンを追加すると、そのパラメーターをスキップできます。 このようにコメント化されたパラメーターは、Reviztoで無視されます。
例:
"-Negate": trueIFCタイプの割り当てルールの設定
タイプの割り当てルールを上書きするには、以下の手順に従います。
-
Revizto作業フォルダーで、ifc_type_mapping.txtファイルを見つけます。
このファイルが存在しない場合は、作成します。
-
タイプの割り当てルールを追加または編集します。
詳細は、「設定ファイルの構文」を参照してください。
モデルをIFCファイルにエクスポートする
モデルをIFCファイルにエクスポートできるのは、「プロジェクトをIFCにエクスポート」のアクセス権がある場合です。
ReviztoモデルをIFCファイルにエクスポートする方法は、次の2種類です。
- Reviztoからモデルをエクスポートする(ロード解除されたモデルと非表示のオブジェクトはエクスポートされません)
- コマンド行からモデルをエクスポートする(すべてのモデルとオブジェクトがエクスポートされます)
関連項目:
Reviztoからモデルをエクスポートする
Reviztoからモデルをエクスポートするには、以下の手順に従います。
- エクスポートオプションを設定します。
- エクスポートするプロジェクトを開きます。
- 次のいずれかを実行します。
- エクスポートするモデルを選択表示します。
- エクスポートしないモデルをロード解除するか非表示にします。
- アプリケーションウィンドウ上部で、[プロジェクト]>[IFCにエクスポート]を選択します。
- [IFCの仕様]フィールドで、IFCスキーマ仕様のバージョンを選択します。
-
宛先フォルダーを選択します。
フォルダーを選択した後、エクスポートが開始されます。
- エクスポート時にモデルのプロパティに基づいてIFCタイプを割り当てるオプションを設定した場合は、結果IFCファイルを確認します。 タイプが正しくない場合は、タイプの割り当てルールを上書きします。
コマンド行からモデルをエクスポートする
Reviztoに付属するコマンド行ユーティリティであるExportToIFCを使用して、モデルをIFCファイルにエクスポートできます。
コマンド行からモデルをエクスポートするには、以下の手順に従います。
- エクスポートオプションを設定します。
-
<Reviztoのインストールフォルダー>\BinにあるExportToIFC.exeを見つけます。
デフォルトのパスは次のとおりです。
-
Revizto 5.10以前:
C:\Program Files\Vizerra LLC\Revizto5\Bin\ExportToIFC.exe。
-
Revizto 5.11以降:
C:\Program Files\Revizto SA\Revizto5\Bin\ExportToIFC.exe。
-
-
コマンド行でユーティリティを実行します。
構文
ExportToIFCユーティリティを実行する際は、次の構文を使用します。
ExportToIFC <--from> <--to> [options]引数とオプションの説明は、次の表を参照してください。 指定する値に空白が含まれる場合は、二重引用符で囲みます。
| 引数またはオプション | 必須/任意 | 説明 |
| --from | 必須 |
Reviztoプロジェクトのフォルダーへのパス。 パスを確認するには、Reviztoアプリケーションのプロジェクト ギャラリーでプロジェクトにポインターを合わせます。 パスがツールチップとして表示されます。 |
| --to | 必須 | 結果IFCファイルを保管するフォルダーへのパス。 |
| --ifc | 任意 |
結果IFCファイルのIFCスキーマ仕様。 使用可能な値:
デフォルト値はIFC4です。 |
| --first-name | 任意 | ファイル作成者の名。 IFCファイルのヘッダーに追加されます。 |
| --last-name | 任意 | ファイル作成者の姓。 IFCファイルのヘッダーに追加されます。 |
| --company | 任意 | ファイル作成者の会社名。 IFCファイルのヘッダーに追加されます。 |
| --department | 任意 | ファイル作成者の部門。 IFCファイルのヘッダーに追加されます。 |
|
-? -h --help |
任意 | ヘルプを表示します。 |
例
作成者の情報を入力せずにIFC 4ファイルにエクスポートします。
ExportToIFC.exe --from "C:\Users\ユーザー\AppData\Local\Revizto5New\400155" --to "C:\IFCモデル"作成者の情報を入力してIFC 2x3ファイルにエクスポートします。
ExportToIFC.exe --from "C:\Users\ユーザー\AppData\Local\Revizto5New\400155" --to "C:\IFCモデル" --ifc 2x3 --first-name John --last-name Doe --company "私の会社" --department "私の部門"結果ファイルの名前
IFCファイルには次のように名前が付けられます。
- [結合ファイル]チェックボックスをオンにしてエクスポートした場合、結果ファイルの名前は<プロジェクトタイトル>.ifcになります。
- [結合ファイル]チェックボックスをオフにしてエクスポートした場合、各モデルは<モデル名>.ifcという名前でエクスポートされます。